• ザンビア マウント・スンズ農園 ウォッシュ AA(フルシティロースト) 100g
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ザンビア マウント・スンズ農園 ウォッシュ AA(フルシティロースト) 100g

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~アフリカらしい力強さとキレのある酸味が特徴。非常にジューシーな豆です〜
※アイスコーヒーにもおすすめです。

フレーバーノート:nuts, flowery, citrus
おすすめのマリアージュ:柑橘系のスイーツ等。

生産国:ザンビア
生産地:北部州 ムバラ郊外
生産者:マウント・スンズ農園のみなさん
標高:1,600m
品種:スターマヤ、マルセレサ
精製:ウォッシュ
焙煎度:フルシティロースト
内容量:100g
賞味期限:焙煎日より2ヶ月

【味の5段階評価】
香り:★★★
苦味:★★★★
酸味:★★★
甘味:★★★★
コク:★★★★

その他取り扱い注意事項:
ご注文いただいてから、焙煎を行いお届けします。
焼きたてもスッキリとしていて美味しいですが、焙煎後2~3週間ごろが
最も風味を感じやすく飲み頃です。
焙煎後2ヶ月以内は美味しくお楽しみいただけますので、
エイジングによる風味の変化も感じていただけると面白いかと思います。

生産地概要:
北部州は、ザンビアの国土の約6分の1を占める広大な地域です。 北はコンゴ民主共和国、北東はタンザニアと国境を接し、タンガニーカ湖にも面しています。またザンビアの特に北部~東部の広範囲に広がる「ミオンボ林」と呼べれる森林も有しています。

生産地ストーリー:
ザンビアのコーヒー - 歴史‐
ザンビアでのコーヒー栽培は、20世紀半ばに隣国タンザニアやケニアから導入されました。本格的に広まったのは1950年代で、宣教師たちがコーヒーの栽培方法を地域に広めたことが大きなきっかけでした。 1964年までイギリスの植民地だったため、当時イギリス人たちはインドやケニアで培った豊富な経験を活かし、ザンビアでコーヒー農園を設立・運営しました。この時期、コーヒー栽培は主に国の経済を多角化し、銅輸出への依存を軽減するための試みとして進められました。実際、ザンビアは世界第4位、アフリカ第2位の銅生産国であり、当時の経済は銅に大きく依存していました。その後、1984/85年のシーズンに輸出が開始され、ザンビアのコーヒーは国際市場に登場しました。 初期の段階では、生産効率や収穫量を優先していましたが、近年ではスペシャルティコーヒー市場の需要拡大に伴い、品質重視の生産へとシフトしています。 また、ザンビアの暑い気候と標高の高い地形は、さらなる温暖化を見据えたアラビカ種の試験栽培に理想的な条件でもあるため、同国はその研究拠点としても注目されています。 このように、ザンビアのコーヒー産業は、地域経済の多角化にとどまらず、品質向上や気候変動への対応にも積極的に取り組んでいます。

マウント・スンズ農園
マウント・スンズ農園は、1890年代から農業が営まれてきた長い歴史を持つ農地です。1940〜50年代にはコーヒー農園として利用され、現在に至るまでコーヒー栽培の歴史が受け継がれています。現在は、環境負荷の低減や気候変動に適応したスマート農業を行うスイスの企業によって運営されています。農園の総面積は780haで、そのうち150haをコーヒー栽培に充て、残りの約600haでは在来の「ミオンボ林」の植林・保全を積極的に進め、農業と自然保護を両立させるモデルを実践しています。農園が掲げるのは、気候変動に対応した「クライメート・ポジティブ農業」の実現です。また農園内にはウォッシングステーションとドライミルが整備されており、ウォッシュドとハニー、ナチュラルの精製を行っています。手摘みで収穫されたチェリーは農園内で一貫して精製処理から乾燥、選別まで行われ、トレーサビリティが確保されています。

また農園で働くスタッフには年金や健康保険、傷害保険といった福利厚生が整備されており、加えて地域社会への貢献として8kmにわたる道路インフラの整備も行っています。今後は周辺コミュニティへの浄水設備の普及にも取り組む計画を進めています。

森と生きる選択肢を
農園は、ザンビアのミオンボ林帯の中心に位置しています。アフリカでも特に豊かな生態系を持つ一方で、深刻な脅威にさらされている地域のひとつでもあります。乾季になると毎年のようにミオンボ林の木が焼かれ、木炭生産がされ、結果として原生林が少しずつ削り取らているのです。自給自足にの生活に近い農家さんにとっては収入を増やす一般的な手段でもあります。さらに周辺人口の増加に伴い、自給農業のための開墾も進み、森は徐々に失われています。

農園では、違法伐採を防ぐための巡回、在来ミオンボ種の植林、山火事を食い止める防火帯の整備などを行い、森林の保全とコーヒー栽培を両立させています。加えて、地域コミュニティに向けた持続可能な収入源として、養蜂プロジェクトを導入しています。木を薪に変えてしまうのではなく、長期的な収入源へと転換するためです。また、ミツバチの受粉によって周辺の作物や植物、野生の森林種を回復させ、生物多様性を取り戻すことにも繋がります。

森林伐採に代わる選択肢を提供することで、「森を伐るよりも、生かしておく方が価値がある」状態を目指しています。それにより、野生の動植物、土壌環境、ミオンボ林の未来、そして人々の暮らしを守っているのです。

再生型農業へ
農園で使用するエネルギーの65%は、太陽光発電でまかなっています。停電が日常的なこの地域において、ザンビアの電力網に依存する必要がありません。 これによって、灌漑システムを安定的に稼働させることができ、停電影響の軽減や安定した収穫が実現しているのです。またゼロエミッション電力によりカーボンフットプリントの削減に加え、国内電力網への負荷を軽減しています。また余剰電力を電力網へ還元することで、地域の電力供給にも貢献しています。

蒸発散データに基づき、必要なときにだけ水を供給する最先端の灌漑技術を導入し、従来比35%の節水を実現しています。 施肥は、肥料と灌漑を組み合わせ、水と一緒に養分を供給する方法であるファーティゲーションを用いています。これによって、土壌と葉の分析に基づき、吸収効率を最大化し流出や揮発を最小限に抑えています。こうした取り組みによって、使用する水量や電力、コーヒー1トンあたりの投入資材量の削減を実現しています。このような施策を仕組化し、測定・検証を行いながら改善を重ねることで、シーズンを追うごとに「奪う以上に還す」再生型農業へと近づけているのです。

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